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来年行われる北京パラリンピックのスキー日本代表に、アルペンの村岡桃佳選手やノルディックの新田佳浩選手など12人が内定しました。

日本障害者スキー連盟は、昨シーズンのワールドカップやアジアカップといった国際大会での成績を考慮して、男女合わせて12人の選手を来年の北京パラリンピックの日本代表に内定したと発表しました。

このうちアルペンスキーでは、前回のピョンチャン大会で金メダルを含む5つのメダルを獲得した村岡選手や、これまでにパラリンピックで合わせて5つのメダルを取っている男子の森井大輝選手など7人が選ばれました。

村岡選手は、来月開幕する東京パラリンピックにも陸上で出場します。

またノルディックスキーでは、クロスカントリーでこれまでに3つの金メダルを獲得しているベテランの新田選手など3人、スノーボードでは2大会連続の出場となる小栗大地選手など2人が選ばれました。

北京パラリンピックの日本代表選手の内定は今回が初めてで、日本障害者スキー連盟は今シーズンの大会の成績をもとに年末をめどに追加でさらに内定選手を決めることにしています。

連盟は「この時期に内定を出すことは異例だが、早めに選手に伝えることで内定選手としての自覚を持って大会に向けて準備をしてほしい」と話しています。