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 自民党総裁選(29日投開票)の党員・党友票の動向は、産経新聞が同党国会議員や各都道府県連幹部らへの取材に基づいて分析した結果、河野太郎ワクチン担当相が優位に立つ情勢となった。ただ、持論とする「脱原発」や年金制度改革をめぐる主張を疑問視する声も目立つ。2位以下は、政策面でバランスの取れた岸田文雄前政調会長を、保守層への浸透を図る高市早苗前総務相が追う展開で、野田聖子幹事長代行の巻き返しは難しい状況だ。