【ニューヨーク共同】祝日明け26日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は急落し、祝日前の24日と比べた下げ幅が一時1000ドルを超え、節目の3万5000ドルを割り込んだ。南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認されたことを受けて経済活動の再開が遅れることへの懸念が高まり、売りが膨らんだ。
各国政府が航空機の乗り入れ制限など水際対策を強化したことから、警戒感が広がり、旅行関連銘柄や景気に敏感とされる銘柄を中心に売られた。
午前10時現在は祝日前の24日と比べ864.39ドル安の3万4939.99ドルをつけた。