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Disc7は「MOVE / 上原ひろみ」です。

「ジャズピアニスト」という肩書きで認知されていることが多いと思いますが、実際に上原さんの音楽を聴く、もといプレイを見るといわゆる「ジャズ」とは違うと感じる方が多いと思います。

どうぞ。

どうですかこの表情、動き、エモーショナルさ。そして楽曲の展開。

もちろん素人目から見てもゾッとするほどの技巧。

その方面の方から叱責を受けることを恐れずに言えば、完全にロックではないでしょうか。プログレッシブロック。

そんな上原ひろみさんが2012年に出した新譜が「MOVE」です。

先の動画のような派手で力強いプレイから、一聴しただけでは何が起きているか分からないような曲まで取り揃えられています。フランク・ザッパやキング・クリムゾンから影響を受けたというだけあります。出所は不明ですが、ドリームシアターが好きだという噂もあるとか。(納得ですけど)

前作「VOICE」のメンバーと同じく、ベースはアンソニー・ジャクソン、ドラムはサイモン・フィリップスという編成です。

サイモン・フィリップスさんについてはTOTOのメンバーだった時期もあることから知っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。気持ちよくドラム…タイコを鳴らす方です。

先日仙台公演に足を運んできたのですが、すごかったですね。

テンションが上がると立って弾いちゃうし、最終的には体ごと突っ込んで鍵盤叩いてました。パンクか。(それで変な音が出ていないのがまたすごいのですが)

最後に本アルバムのタイトルトラックの動画を置いておきます。

自分としては音源よりこの「全身で演ってる」エモーショナルなライブを見てほしいので、正直なところライブに足を運んでいただくか、DVDを推します。是非是非。

[出典]
YAMAHA:上原 ひろみ へ“5”つの質問
http://jp.yamaha.com/sp/products/musical-instruments/keyboards/pianist-lounge/now/006/question.html