G-Lo についても詳細は殆ど分からないのですが、おそらく Oakland を拠点に活動をしていた人で、97年に Taipan Recordz というレーベルから1枚のアルバムをリリースしています。このアルバム(写真)がグルーヴィーな G-Funk アルバムでホントに好きだったのですが、その後の消息など詳細が分からないのが残念です。ちなみに翌98年に King George のレーベル Me & Mine Ent. (/Wrap Records) から G-Lo 名義で2枚目のアルバムがリリースされていますが、こちらは1枚目と収録曲が同じでタイトル違いで再リリースされたアルバムのようです。
写真は、1枚目のアルバム”The Funky Overthrow”(1997年)です。このアルバムは Freddie White と Herb Partlow がプロデュースを手掛けたアルバムで、グルービーなファンクを中心にメローまで質の高い曲の揃った完成度の高い G-Funk アルバムだと思います。モロ90年代中期のベイ・ファンクなアルバムで、ホント好きなんですよね。ベイ・エリア好きの人にはオススメのアルバムだと思います。グルーヴィー・ファンク”Striven”、”Street Degree”、”2 Years”、”Hard Head”、”Greenbacks & Stacks”、”Southern Hospitality feat.Cinnamon”、”High-D-Hoe”、”Just The Menace In Me”、”Cat Daddy”、スロー・グルーヴ”Smooth Like Butter”、”Fame, Fortune & Wealth”、メロー・グルーヴ”Pimps, Players & Hustlers”と、どの曲もイイです。中でも綺麗なメロー・グルーヴ “Pimps, Playes & Hustlers” やキャッチーなグルーヴィー・ファンク “Striven”、”Southern Hospitality feat.Cinnamon”、”Cat Daddy” あたりは好きな人も多いと思います。個人的には渋めのグルーヴィー・ファンク “Street Degree”、”Hard Head”、渋めのスロー・グルーヴ “Smooth Like Butter” あたりも特に好きです。2枚目は上にも書きましたが、タイトル違いの再リリースで1枚目と収録曲は同じようです。
【Discography】
・The Funky Overthrow (1997)
・Still A ‘G (1998) >Amazon.co.jp