新型コロナ対応ガイドライン 感染複数の場合５～７日学級閉鎖

　全国的な新型コロナの感染爆発が続く中で学校の２学期が始まる状況を受け、文部科学省は、“同じクラスで２人以上の感染者が出た場合は学級閉鎖”などとするガイドラインを示しました。

　文科省が作成したガイドラインは、「緊急事態宣言」と「まん延防止措置」が出ている地域が対象で、児童生徒や教職員の感染が確認された場合の具体的な対応が示されています。

　▼同じクラスで感染者や濃厚接触者が２人以上確認された場合は５日から７日の学級閉鎖、▼同じ学年で２クラス以上が学級閉鎖となった場合には学年閉鎖、▼さらに、２つ以上の学年で学年閉鎖となった場合には臨時休校すべきとしています。

　「濃厚接触者」を認定する基準を巡っては、感染者と同じ寮の部屋で生活する者や、マスクをせずに１メートル以内で会話した者が「濃厚接触者」になりうるとしています。また、保健所が「濃厚接触者」を特定できない場合は、感染者と同じクラスの全員が検査の対象になりうるということです。