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アフガン死者92人 米国防総省はさらなる空港への攻撃警戒

 アフガニスタンの首都カブールの空港周辺で、26日に起きた爆発による死者は92人に増えました。アメリカ国防総省は空港を狙ったさらなる攻撃に警戒を強めています。

 ロイター通信によりますと、アフガニスタンの首都カブールで26日に起きた自爆テロとみられる爆発によるアフガニスタン人の死者が79人に増えました。この爆発ではアメリカ兵13人も死亡していて、あわせて少なくとも92人が死亡したことになります。

 一方、AP通信はアメリカ政府高官の話として爆発で死亡したアフガニスタン人は169人と伝えていますが、遺体は爆発でバラバラになるなど損傷が激しく、死者数は確認作業が進むにつれ変わる可能性があるということです。

アメリカ国防総省 カービー報道官
 「我々は具体的で信憑性のある脅威が残っていると信じている。そして、その脅威に備えている」

 一方、アメリカ国防総省は27日、カブールの空港を狙ったさらなる攻撃に備え、警戒を強めていることを明らかにしました。また、当初、「2人が相次いで自爆した」としていた発表について、「2度目の爆発はなく自爆テロの容疑者も1人だった」と訂正しています。