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ユネスコの世界遺産委員会は26日に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産に、27日に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産として登録されたと発表した(ユネスコ官邸NHK日経新聞NHKその2)。

奄美大島と徳之島、それに沖縄本島北部と西表島では、アマミノクロウサギやヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコなどの固有種が存在するおよそ4万3000ヘクタールの森林などが世界自然遺産に登録されることとなった。日本の世界自然遺産への登録は今回が5件目であるという。

また世界文化遺産に登録された北海道と青森県、岩手県、それに秋田県にある北海道・北東北の縄文遺跡群では、青森市の「三内丸山遺跡」や秋田県鹿角市の「大湯環状列石」などを含む17の縄文時代の遺跡で構成されている。1万年以上前の縄文人の定住文化の足跡をたどれる点が評価されたとしている。日本の文化遺産としてはこれで20件目だとされる。自然遺産も合わせた世界遺産数は今回の発表で25件になったとのこと。

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