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 天皇皇后両陛下は宮城県で行われた「世界地震工学会議」の開会式にオンラインで出席され、天皇陛下がおことばを述べられました。

 「新型コロナウイルス感染症対策も地震を始めとする自然災害対策も共に、国際社会の緊密な協力が大切です」

 「世界地震工学会議」は世界の専門家が地震防災対策について意見を交わし、地震災害の軽減を図ることを目的として4年に1回開催されています。今回は新型コロナウイルスの影響によって1年延期されての開催で、76の国と地域からおよそ3000人が参加する予定です。

 両陛下は、これまでも東日本大震災の被災地のお見舞いや視察を通して、地震や災害に対する理解を深められています。