国際通貨基金(IMF)が27日に発表した最新の世界経済見通しは2021年の世界の成長率について前年比6・0%増とした。しかし、先進国の見通しが改善する一方で、発展途上国との格差が広がっている。 IMFの見通しによれば、米国や英国、カナダといった国々の成長率は4月の見通しから上方修正された。一方で、インドなど東南アジアの国々の成長率は下方修正された。 IMFはこの違いは新型コロナウイルスワクチン…