新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について、大阪府は28日、同府寝屋川市の高齢者施設で計5人の感染が確認され、クラスター(感染集団)と認定した。オミクロン株によるクラスターは国内初とみられる。
施設では25日に女性職員2人、27日に利用者の男女3人のオミクロン株感染が判明した。5人はいずれも無症状か発熱などの軽症。他に3人のコロナ感染が判明しており、府はオミクロン株かどうか調べている。
沖縄県は、新たに2人の感染を確認した。1人は嘉手納基地に勤務する女性(40歳代)だが、那覇市内の60歳代男性は市中感染の可能性が高いという。
また愛知県も新たに20歳代の男性2人の感染を確認。感染経路が不明のため市中感染とみられる。