大島優子の最新情報!
大島優子 卒業 YouTubeについてのニュースです。
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2013年 音楽10大ニュース 〜来年は“次世代”躍進の年に?
2013年も残りわずか。ユーキャン新語・流行語大賞や今年の漢字など、1年のブームや世相を読み解く年末の恒例行事も落ち着くなか、ORICON STYLEでは、2013年のミュージックシーンを総決算。10代〜40代の男女1000名を対象にリサーチした、“記憶に残る音楽史”TOP10を『音楽10大ニュース』として発表する。1つひとつの話題を振り返りながら、音楽界のトレンドを探っていこう。
■その1 サザンオールスターズ5年ぶり活動再開
無期限活動中だった国民的ロックバンドが、5年の沈黙を破り帰ってきた! 「勝手にシンドバッド」でのデビューから35周年を迎えた今年、新曲「ピースとハイライト」をあいさつ代わりに、全国5ヶ所9公演の全国野外スタジアムツアーを開催した。“約束の地”日産スタジアムから始まったツアーのステージでは、絆を深めたメンバーがぐうの音も出ない圧巻のパフォーマンスを披露。日本の夏はサザンにあり――。改めてその存在の大きさを感じさせたとともに、彼らの復活は多くの希望や勇気を与えたことだろう。
■その2 『あまちゃん』ブームで関連CD軒並み上位に
2013年のユーキャン新語・流行語大賞にも選ばれるなど、まさに“じぇじぇじぇ”な一大ブームを巻き起こした『あまちゃん』。“クドカンワールド”たっぷりの斬新なストーリーに、1980年代のアイドル要素も加わって、音楽面においても絶大な存在感を示した。先ごろ発表した年間ランキングでは、小泉今日子が役柄の“天野春子”名義で発売したシングル「潮騒のメモリー」が39位、劇中で使用されたオリジナル曲をまとめた『あまちゃん 歌のアルバム』は35位にランクイン。また、インスト作品ながら『連続テレビ小説「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック』もTOP100入りを果たすなど、“日本の朝を変えた”人気ドラマは音楽界にも爪跡を残した。
■その3 AKB48篠田、板野ら卒業!AKB48世代交代へ
昨年8月に絶対的エース・前田敦子が卒業してから、“第2章”へと突入したAKB48。前田の決意は、ほかのメンバーの背中も押すことになり、今年は最年長の篠田麻里子、板野友美、秋元才加、河西智美など、初期のメンバーが新たな一歩を踏み出した。その一方で、“次期エース”を目指し、横山由依や島崎遥香、川栄李奈らAKB48の次世代メンバーをはじめ、SKE48、NMB48、HKT48といった姉妹グループのメンバーも次々と頭角を現した。今年の『第5回選抜総選挙』でエース・大島優子を抑えHKT48の指原莉乃が栄冠を手にしたことも“世代交代”を印象付けた。
■その4 FUNKY MONKEY BABYS解散、ファンキー加藤はソロで活動
八王子出身の人気ユニット・FUNKY MONKEY BABYSが、6月1日&2日の東京ドーム2Days公演をもって解散した。人気絶頂での解散は、DJケミカルが実家の寺の住職になるための準備期間に入るため。ファンモンは楽曲はもちろん、そのまんま東(東国原英夫氏)や東北楽天・田中将大投手、明石家さんまなど、有名人を起用した“顔ジャケ”でも話題に。『NHK紅白歌合戦』にも2009年から5年連続で出場するなど、お茶の間での人気も高かった。リーダーのファンキー加藤は、来年2月12日にシングル「MY VOICE」でソロデビュー。メンバーそれぞれが次のステップへと踏み出した。
■その5 島倉千代子さん、藤圭子さんら、往年の名歌い手逝く
日本の音楽シーンを支えた往年の名手たちが、旅立っていった。「人生いろいろ」などのヒット曲で知られる島倉千代子さん(享年75歳)、歌手・宇多田ヒカルの母で、独特のハスキーボイスで「女のブルース」、「圭子の夢は夜ひらく」などの名曲を歌った藤圭子さん(享年62歳)、“バタヤン”の愛称で親しまれた歌手の田端義夫さん(享年94歳)らが、多くの名曲を置き土産に他界。彼らが残した想いや歌声、メロディは永遠に語り継がれていくことだろう。
■その6 ポール・マッカトニー、ワン・ダイレクションら新旧海外アーティストが続々来日!
今年は海外アーティストの来日公演に熱狂した1年でもあった。その筆頭は何と言っても、約11年ぶりに来日した元ザ・ビートルズのポール・マッカートニー。3都市6公演を行った日本ツアーでは、ビートルズ時代の名曲も多数く披露し、大いに会場を沸かせた。ほかにもKISS、エアロスミス、レディー・ガガら、スターたちが話題を振りまく一方、全世界で爆発的な人気を誇る英ボーイズグループ、ワン・ダイレクションも初来日しファンを魅了。来年もローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、ブラーら人気者たちの来日が控えており、ベテランのステージに期待が高まる。
■その7 華原朋美、LUNA SEA、アリスなど往年の名歌手&人気ミュージシャンがCDリリース
さまざまなアプローチで天下を狙うアイドルやニコ動発アーティストなど、時代にともなって多様化する音楽業界。その一方、かつて一時代を築いた大物たちが再び狼煙を上げた、そんな1年でもあった。活動を再開したアリスやLUNA SEAが、久々にオリジナルアルバム(アリスは26年ぶり、LUNA SEAは約13年半ぶり)をリリースしたり、“騒動”を乗り越え復帰した華原朋美、酒井法子も、新曲で人気絶頂期に負けず劣らない歌声を披露。ベテラン勢の存在は、変貌を遂げる音楽界に良質な刺激を与えてくれたことだろう。
■その8 剛力彩芽、「恋チュン」はじめYou Tubeからムーブメント
スマートフォンやタブレット端末の普及によるネット社会の今、いつでもどこでも楽しむことができる動画サイト・YouTubeからも多くのムーブメントが生まれた。AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」は、80年代を彷彿とさせるディスコサウンド&“みんなで踊れる”振付で、同曲に合わせて踊る動画の投稿が続出。また、AKB48のYouTube公式チャンネルには、企業や地方自治体の従業員らが踊る“PR動画”も掲載されるなど、一大ブームを巻き起こした。剛力彩芽の歌手デビュー曲「友達より大事な人」は、“プロペラダンス”が話題に。また、同ダンスをAKB48の峯岸みなみが“完コピ”した動画も注目を集めた。
■その9 くまモン、ふなっしーを筆頭にゆるキャラCD人気
今年のユーキャン新語・流行語大賞にトップテン入りするなど、今年話題を集めた「ご当地キャラ」。なかでも、キャラクターを無償利用できるという使い勝手の良い許諾方針で、世界をも駆け巡る熊本県のくまモン、千葉県船橋市の“非公認”ながら、ユニークな言動でひっぱりだこのふなっしーはブームをけん引し、CDデビューを果たすまでの人気ぶり。実際に「くまモンもん」(9月25日発売)は最高13位、「ふなふなふなっしー♪〜ふなっしー公式テーマソング〜」(11月27日発売)は最高8位を記録するヒット。2大巨頭のほかにも今年は、うなりくんやGCB47、来年2月には兵庫県尼崎市の非公認キャラ・ちっちゃいおっさんのCDデビューも控えている。来年はどのような活躍で全国を“つないで”くれるだろうか?
■その10 “新生”モーニング娘。が再ブレイク
1990年後期〜2000年代中期にかけて、女性アイドルの天下取りとなったモーニング娘。。その人気は揺るぐことがない……と思いきや、初期メンバーの卒業による入れ替えや、AKB48など新勢力の登場で一時は不遇の時代へ。しかし、現代だからこそ改めて求められる、“歌って踊れる”本格パフォーマンスで再び脚光を浴び、最新シングル「わがまま 気のまま 愛のジョーク/愛の軍団」(8月28日発売)は3作連続14作目の首位。また、年間3作目の首位獲得は、1998年1月のメジャーデビューから15年で初という快挙を達成した。来年1月1日にはグループ名を“モーニング娘。 ’14”(もーにんぐむすめ わんふぉー)に改名し、さらなる巻き返しに出る。
◇来年は“次世代”躍進の年に?
そのほかにも、上位には、アニメ『進撃の巨人』のオープニングテーマ曲「紅蓮の弓矢」などがヒットし、今年の『NHK紅白歌合戦』にも大抜てきされた【音楽ユニット・Linked Horizonのブレイク】や【バラエティの“のどじまん”企画から、クリス・ハートやMay J.など新星が登場】したこと。さらに、新たなステージへ踏み出すため【EXILE・HIROが年内でパフォーマーを勇退】することや、そんなHIROやEXILEの誇り・志を受け継ぐ、【三代目 J Soul Brothers、E-girls、GENERATIONSの飛躍】もまた今年を代表する出来事だ。
2013年の音楽シーンすべてをプレイバックできたわけではないが、ここで挙げた話題だけ見ても、どれだけ濃密な1年だったのかがわかる。その中でも精通し、さらに来年に向け注目したいのは、AKB48グループや“EXILE系”グループ、モーニング娘。など、人気グループにおける“次世代メンバーの飛躍”。魂を受け継ぎ飛躍した新星たちが、勢いそのままにどれだけ躍進を遂げるのか? 彼らの活躍をはじめ、2014年の音楽シーンへの興味は尽きない。
【調査概要】
調査時期:2013年12月12日(木)〜12月17日(火)
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査