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【独自】アフガニスタン選手団、パラリンピック参加のため来日

 東京パラリンピックへの参加を、一時、断念していたアフガニスタンの選手団が、大会組織委員会などの支援を受け日本に到着しました。

 アフガニスタンの選手団をめぐっては、緊迫化する政治情勢で首都カブールの空港が閉鎖されるなどして東京パラリンピックへの参加を、一時、断念していましたが、28日午後6時半頃、羽田空港に到着しました。到着したのは、アフガニスタン史上初めての女性パラリンピアンとなったテコンドーのザキア・クダダディ選手と、陸上のホセイン・ラスーリ選手の2人で、大会組織委員会などの支援を受けアフガニスタンからパリを経由して来日しました。2人は空港で新型コロナの検査を受け陰性を確認した後、滞在先となる選手村へと向かいました。

 クダダディ選手は「パラリンピックに出たい。誰か、助けてください。アフガニスタンの女性の権利が奪われるのを止めてください」などとビデオメッセージを投稿し、支援を求めていました。