もっと詳しく

2021年7月28日16時より、『ポケモンユナイト』新ポケモン「サーナイト」が登場しました。もともと人気が高いポケモンだけに、すでに多くの人から喜びの声があがっています。

サーナイトは遠隔アタック型の中級者向けポケモン。さっそく性能を調査してみたのですが、これがなかなか強い。特に敵プレイヤーと戦う遠隔型ポケモンとしては可能性がありそうです。

ちなみに、ホロウェア「おめかしスタイル」が同時実装されているのも嬉しいところ。性能には関係ないものの、ファンの求めるものがよくわかっています。

◆サーナイトの基本概要

サーナイトは8000コイン or 460ジェム(課金アイテム)で購入可能。コインさえ集めていれば無課金プレイヤーでも使えます。

技はレベル6と8で習得、進化はレベル6と10で行われます。ほかの2進化ポケモンと同じく、ゲーム終盤になればなるほど強いものの、その分序盤がキツいポケモンになっています。

詳しくは後ほど説明しますが、サーナイトは敵プレイヤーを倒しまくるタイプの遠隔アタッカーです。ほかはそこまで得意ではないので、パーティーなりで補うと真価を発揮しそうです。

サーナイトは2つのパターンで運用できます。ひとつめは「サイコショック」を中心にした安定型、そしてふたつめは「みらいよち+」を使うロマン型。それぞれの特徴も見ていきましょう。

◆わざセット1の特徴

サーナイトが「サイコショック」を使っている場面

サーナイトのわざセット1は「サイコキネシス」&「サイコショック」になっています。こちらは安定型といえる技構成で、育ちが遅いサーナイトでもそこそこ扱いやすくなります。

まずサイコキネシスでダメージを与えつつ相手の移動速度をダウン、さらにサイコショックで指定範囲に3回連続でダメージを与えます。サイコショックは当てるのが微妙にたいへんですが、威力はかなりのもの。

サイコキネシスとサイコショックが当たれば、敵プレイヤーの体力を半分以上は確実に削れるでしょう。レベル有利を取れればサーナイト無双といったところで、かなり相手を倒しまくれます。

また、安定型はカジリガメやサンダーにもそこそこダメージを与えやすいです。倒すのが速いわけではないのですが、ダメージ量が多いのでやはり安定して戦えます。

◆わざセット2の特徴

サーナイトが「みらいよち」を使っている場面

わざセット2は「ムーンフォース」&「みらいよち」になるのですが、こちらはロマン型です。というのも、レベル12になって「みらいよち+」が使えるようになるとものすごく強くなるのですが、それまでがめちゃくちゃ長くて、あまり現実的ではありません。

カジリガメが取れない試合の場合、「サンダーの取り合いが終わったころにようやくレベル12になる」くらいの流れなので、そのころに使えるようになってももう手遅れ。とはいえ、ロマンは確実にあるのです。

なんとみらいよち+は、敵プレイヤーに当たったときに技の待ち時間が0になるのです。つまりうまくやれば高威力の技を連射可能! 恐ろしいほど強いのは言うまでもありません。

とはいえ、みらいよち自体が設置技かつ発動に少し時間がかかる技であり、相手の動きを止めるムーンフォースがない場合はかなり当てづらいです。また、カジリガメやサンダーなど野生のポケモンに対しては技の待ち時間が0になる効果が発揮されません。強いけれども活躍の機会が限られる、まさしくロマン型といえるでしょう。

◆ユナイト技は文句なし!

ユナイト技「フェアリーヴォイド」は扱いやすく強い技です。指定した場所に相手のポケモンを引き込み、その空間が消える瞬間にダメージを与えるというもの。敵を巻き込んで一網打尽にする技として活躍が見込めますよね。

とはいえ、やはりこの技も味方との連携で真価が発揮されるタイプのもの。サーナイトは火力が高いものの、それをいかにチームプレイで活かすかがポイントになってくるポケモンといえるでしょう。

◆サーナイト対策は「近づいて殴る」

そんな高火力を持つサーナイトも当然ながら弱点があります。まずHPが少ないので攻撃されるとすぐにやられてしまいます。特に移動力があるゼラオラ、ゲッコウガなどのポケモンは攻撃が当てにくく、一度回避されたらあとはやられる可能性が高くなるでしょう。

カイリキーのように妨害に対する抵抗を持つポケモンも、サイコキネシスやムーンフォースで止められないので厄介。スピードのある近接アタッカーは特に危険ですし、バトルアイテムで強引に近づいてくる相手も苦手といえるでしょう。

『ポケモンユナイト』はチームプレイが重要ですが、サーナイトを使っているとより味方との連携がポイントだなと感じられます。ロマン型も使いこなせればとんでもないことになるかも?