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 今月14日、韓国・金海(キムヘ)市の総合病院でMRI(核磁気共鳴画像診断装置)検査を受けていた60代患者が死亡した。検査室に置いていた10キロの金属酸素ボンベがMRI機器に吸い込まれ、患者の頭と胸を挟んだことが死因だという。日本でも報じられ、衝撃が走ったこの事故からも垣間見える韓国の医療事情について、現地在住・羽田真代氏がレポートする。