Googleが大画面向けプラットフォーム「Android 12L」を発表!タブレットやフォルブルスマホ向け機能を追加 |
Googleは27日(現地時間)、スマートフォン(スマホ)やタブレットなど向けプラットフォーム「Android」の最新バージョン「Android 12」において新たに大画面を搭載したタブレットやフォルダブルスマホ、ChromeOSデバイス向けに設計させた「Android 12L」( https://developer.android.com/12L )を発表しています。
またアプリ配信マーケット「Google Playストア」も大画面製品に最適化されたアプリをより簡単に見つけられるように変更が加えられているということです。合わせて開発者向けプレビュー版「Android 12L Developer Preview 1(以下、DP1)」やAPI、ツール、ガイダンスが提供開始されており、DP1はAndroidエミュレーターにて試せます。
プレビュー版では毎月アップデートされるとのことで、今年12月にはAndroid Beta Programにて最初のβ版「Beta 1」が提供開始される予定となっており、その後、2022年1月に最終APIとなる「Beta 2」、2022年2月に差分アップデートを適用した「Beta 3」を経て2022年初頭にAOSP(Android Open Source Program)において最終的な正式版がリリースされる予定です。
Android 12Lは通常のスマホでも利用できるとのことですが、Android 12Lに導入されている新機能は小さな画面には表示されないとしつつ、今後はプレビュー版の後半に「Pixel」シリーズにおいてもAndroid Beta Programを提供する予定だとしています。なお、DP1のビルド番号「SPP4.211001.003」、APIバージョンは「Sv2 DP1」となっています。
またすでにメーカーと協力してこれらのAndroid 12Lに導入される新機能を大画面製品に採用しており、まもなく「Lenovo Tab P12Pro」においてAndroid 12Lの開発者向けプレビューが提供され、数か月後には各メーカーからAndroid 12Lの新機能が追加された製品が登場する予定だとしています。