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 株式会社JTBは、首都圏などのIT企業やワーケーションに関心を持つ企業向けに、北海道函館市の「函館市ワーケーション体験モニターツアー」の参加者募集を開始した。6泊7日コースと4泊5日コースがあり、2022年1月20日発、27日発(6泊7日コースのみ)、2月17日発から日程を選択できる。各日程とも10人までの募集で、締め切りは各出発日の3週間前。

 同市では、関係人口の増加や企業誘致につなげるきっかけとしてのワーケーションを推進しており、今回のモニターツアーはその一環となる。ツアーでは、コワーキングスペースや観光施設の視察、および「函館ワーケーションコンシェルジュ」による同市内での過ごし方の案内が行われるほか、希望者には市内の企業とのマッチングのサポートなども提供される。

 羽田空港発着で、旅行代金は利用する宿泊施設や食事の有無により異なるが、4泊5日コースが1人3万4000円~7万円。6泊7日コースは1人4万7000円~10万1000円。指定のコワーキングスペースの利用料や、市電・バス共通乗車券(2日目~最終日分)が旅行代金に含まれる。また、特典として市内の観光施設で利用可能な乗車券と施設利用券のセット「はこだてスペシャルチケット」も提供される。

 宿泊施設は、「HOTEL&SPAセンチュリーマリーナ函館」「函館国際ホテル」「HAKODATE 男爵倶楽部 ホテル&リゾーツ」「湯の浜ホテル」「花びしホテル」から選べる。市内のコワーキングスペースも5カ所利用でき、施設によってフリーパスが付いたり、追加料金なしで会議室などの施設を利用できたりする特典がある。

ワーケーションのイメージ

 参加条件は、企業に所属している人で、初日のオリエンテーションイベントおよび最終日の意見交換会に参加すること、そして、最終日にワーケーションに関するアンケートに回答すること。なお、新型コロナウイルスワクチン接種証明書または陰性証明書の提示も必要とある。

 このツアーは夏季にも同様に開催され、体験者からは「仕事のあとで函館山や赤レンガなどの観光名所をまわることで仕事の疲れがリフレッシュでき、 1日が充実して過ごせた」「環境が変わることでやる気も出て、ほかの業務に邪魔されないので、いつもより効率的に仕事に取り組めた」などの声が寄せられたという。

募集パンフレット

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体験モニターツアーのPR動画