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Ford(フォード)やAmazon(アマゾン)など、多くの機関投資家および戦略投資家に支援されている新興EVメーカーのRivian(リヴィアン)が、米国証券取引委員会(SEC)に対し、秘密裏に上場申請の書類を提出した。

IPOの規模や株価幅は未定だ。簡潔な声明によると、IPOはSECが審査プロセスを完了した後に、市場やその他の状況に応じて実施される予定だという。

今回の秘密申請は、RivianがAmazonのClimate Pledge Fund、D1 Capital Partners、Ford Motor(フォード・モーター・カンパニー)、T. Rowe Price Associates Inc.がアドバイザーを務めるファンドおよび口座が主導する25億ドル(約2746億円)の私募式ラウンドをクローズしたと発表してから、2カ月も経っていない。このラウンドにはThird Point(サードポイント)、Fidelity Management and Research Company、Dragoneer Investment Group、Coatueも参加した。

同社は2021年7月のラウンド発表時には、ポストマネー評価額を公表しなかった。

現在7000人の従業員を擁するこのEVメーカーは、9月にピックアップトラック「R1T」の納入を控えている。R1Tとそれに続くSUVを生産するためには資本が必要だが、Rivianがそれを調達するのは難しいことではなかった。

Rivianはこれまでに約105億ドル(約1兆1532億円)を調達している。2021年1月には、既存の投資家であるT. Rowe Price Associates Inc.、Fidelity Management and Research Company、AmazonのClimate Pledge Fund、Cootue、D1 Capital Partnersから26億5000万ドル(約2910億円)を調達した。このラウンドには新規投資家も参加し、Rivianの評価額は276億ドル(約3兆円)に達したと、同ラウンドに詳しい情報筋が当時TechCrunchに語っていた。

このニュースは進行中のため、新情報が入り次第引き続きお伝えする。

【更新】このニュースを最初に報じたBloombergによると、Rivianは約800億ドル(約8兆7862億円)の評価額を求めており、感謝祭(11月末)前後のIPOを視野に入れているとのこと。TechCrunchは現時点でこの報道を独自に確認していない。

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画像クレジット:Rivian

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(文:Kirsten Korosec、翻訳:Aya Nakazato)