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ソニーは、αシリーズ初のVlogなどの動画撮影に特化したレンズ交換式カメラ「VLOGCAM ZV-E10」を9月17日に発売します。実売予想価格はカメラ単体が7万8000円前後、16-50mmのパワーズームレンズを同梱したレンズキットが8万9000円前後(税込)。本体カラーはブラックとホワイトの2色が用意されます。

↑VLOGCAM ZV-E10

 

ソニーでは手軽に撮影できるレンズ一体型のVlogカメラ「VLOGCAM ZV-1」を発売していますが、より幅広い映像表現を望むユーザーに向け、レンズ交換型をラインナップに追加。撮影シーンや表現したい動画内容に応じてレンズを交換することで、多彩な映像表現を高画質で実現します。レンズはソニーのEマウントに対応しており、マクロレンズから超望遠まで多彩なレンズを使用可能です。

↑別売のシューティンググリップ「GP-VPT2BT」を装着したところ

 

APS-CサイズのCMOSイメージセンサーExmor(有効約2400万画素)と、画像処理エンジンBIONZ XおよびフロントエンドLSIを搭載し、高速データ処理による高画質と高い描写性能を実現しています。また、動画撮影時に使用できる電子式手ブレ補正を搭載しており、手持ちによる歩き撮りなどさまざまな場面で、画質をそのままに手ブレを抑え安定した滑らかな映像を撮影できます。

↑手持ちでも手ブレの少ない映像を撮影できます(画像のシューティンググリップは別売)

 

αシリーズならではのオートフォーカス(AF)性能の高さが特徴で、AIを活用した物体認識アルゴリズムにより、色や模様、被写体との距離などの空間情報を高速処理し、高精度に認識、自動追尾し続けるリアルタイムトラッキングを搭載。高い精度を実現しながら高速性と追従性に優れたファストハイブリッドAFシステムにより、被写体が次々と変わるシーンでも被写体にピントを素早く移し、被写体を捉え続けることができます。これにより、フォーカシングはカメラに任せ、撮影者はフレーミングとトークに集中できます。

 

横方向に開くバリアングル液晶モニターにより、自撮り時に画角の確認ができるほか、頭より高い位置や地面近くからの撮影の際にもモニターを確認しながら撮影ができます。

↑バリアングル液晶で自撮り時も画面を確認しながら撮影できます

 

日常的な動画に加え、印象的なスローモーション動画や静止画をボタン一つで素早く切替えが可能で、撮りたい瞬間を逃さない撮影ができます。さらに、背景を「ぼけ」と「くっきり」に簡単に選択できる「背景ぼけ切り換え」や、商品レビュー動画撮影時に、顔と商品の間を素早くピント移動ができる「商品レビュー用設定」などの機能も搭載。多彩なVlog撮影を楽しめます。

 

音声面では、前方指向性の3カプセルマイクを搭載し、ノイズを低減するとともに話し手の声をクリアな音質で収音。また、スマートフォンやPCと接続し簡単に高画質かつ高音質のライブ配信を行うことも可能です。

↑webカメラとして使うことも可能

 

αシリーズの4K撮影機能搭載カメラとして最軽量の質量343gで、バッグに入れて手軽に持ち運ぶことのできるコンパクトデザインを実現。高いスタミナ性能により、連続撮影時間は最大125分を実現しています。充電端子はUSB Type-Cで、撮影中の充電や給電も可能です。

 

「VLOGCAM ZV-E10」は、これから動画撮影を始めたい方や、より高品質な動画を求める方に最適なVlogカメラといえそうです。

 

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