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米グーグルの看板(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米グーグルの持ち株会社アルファベットが27日発表した2021年4~6月期決算は、純利益が前年同期と比べ2.7倍の185億2500万ドル(約2兆円)だった。売上高も62%増の618億8千万ドルで、いずれも四半期ベースで過去最高を更新した。新型コロナウイルスの影響で社会のデジタル化が進み、広告収入が大きく伸びた。

 主力の検索連動型の広告収入は68%増、動画投稿サイトのユーチューブも84%増と、ともに好調だった。巣ごもり消費の増加に伴う小売り関連の広告増が特に貢献した。クラウドサービスも54%増と売り上げを伸ばした。