アメリカで中国への対抗意識が反映された国防権限法が成立したことを受け、中国は強く反発しています。
バイデン大統領が27日、署名し成立した国防権限法では、アメリカ海軍が主催する「環太平洋合同演習=リムパック」に台湾を招待するよう促す文言が盛り込まれていて、中国への対抗意識が色濃い内容となっています。
中国外務省 趙立堅 報道官
「アメリカ側が関係法案に中国に対して消極的な内容を盛り込み、中国を問題とすることに断固反対する」
中国外務省の趙立堅報道官は28日の記者会見でこのように述べ、強く反発。「アメリカは、両国関係の大局や重要分野における協力に損害を与えてはならない」と強調しました。(28日22:39)