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Microsoftの最新のオペレーティングシステム「Windows 11」がリリースされてから1ヶ月以上が経過しました。Windows 11はまだ段階的なロールアウトが行われている状態ですが、Microsoftはユーザーのポジティブなフィードバックを受け、ロールアウトのペースを速めていると説明しています。

しかし、何事もそうであるようにWindows 11も完璧なオペレーティングシステムではありません。

NeowinのUsama Jawad氏が、あくまでも個人的なものとしながらも、Windows 11の嫌いな点を5つリストアップしています。

その項目は以下の通りです。

1. タスクバー

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Windows 11のタスクバーは非常に簡略化されていて、デザイン的に美しくなった反面、Windows 10の便利な機能が削除されている。アプリをタスクバーに固定するためのドラッグ&ドロップができず、タスクバーの時計も設定の精度に従って時刻を表示する機能がなくなり、表示位置は下に固定されている。

高さの調整も、アプリのアイコンの大きさを変えることもできない。

2. 既定のアプリの設定

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Windows 10では電子メール、マップ、音楽プレイヤー、フォトビューアー、ビデオプレイヤー、Webブラウザなどのカテゴリごとにデフォルトのアプリを設定することができ。Windows 11ではこれができない。

Windows 11ではファイルやリンクの種類ごとにデフォルトのアプリを設定する必要があり、デフォルトのブラウザを変更するだけでも大変な労力が必要となった。

3. コンテキストメニュー

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Windows 11では、切り取り、コピー、名前の変更、共有、削除などの一般的な項目がコンテキストメニューの上部のツールバーにまとめられ、その他の機能が下部に配置されている。

Windows 10のように全ての機能にアクセスするには、コンテキストメニューの下部にある「その他のオプションを表示」をクリックする必要がある。

Windows 11のコンテキストメニューがMicrosoftの設計意図の通りに便利に使えるようになるには、膨大な数のサードパーティアプリがWindows 11に対応するようにアップデートする必要がある。

4. スタートメニュー

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Windows 11のスタートメニューも外観は非常に洗練されたものの機能が不足している。

アプリをグループ化する方法はなく、おすすめセクションに最近使用したファイルが表示されるため、オンラインで画面を共有するときなどにプライバシー面が気にかかる。

検索バーは統合されているが文字を入力すると「Windows検索」が起動するというのも違和感がある。

5. ウィジェット

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ウィジェットを開くとデスクトップの非常に広い範囲を占有する。解像度1920×1080では画面の40%程度を戦友してしまい、マルチタスクでアプリを使用することが難しくなる。

まとめ

Windows 11はWindowsのひさびさのメジャーバージョンアップ版で、機能的にまだまだ洗練されていない面があるのかもしれません。Windows 10のように今後の機能アップデートでさらに改良されていることを期待したいと思います。