この記事はこんな方にオススメ
- 職場を変わろうと思っている方
- 職場を変わりたいと思っている方
への記事です。
職場を変わりたいと思った時には、
- その理由を明確に説明できるようにしておくのがオススメです。
というのは職場を変わるときに、
- 今いる職場
- これから行きたい職場
のどちらからも、「なぜ職場を変わりたいのか」を聞かれるからです。
もちろん、異動したいと思った理由は1つではないはずです。
- 職場の雰囲気
- 金銭面
- やりたいことをやりたい
- 上司との関係性
- 仕事内容
など総合的に考えてのことだと思います。
周囲の人が納得するような理由をスラスラ言えるようになっておくのがオススメです。
紙に書いて考えるのがオススメ
職場を異動したいと考えた時に、その理由はだれでも頭の中に「なんとなく」あるはずです。
- そのなんとなくの理由には、感情的な側面が往々にして影響します。
- その感情的な面はなかなか相手に伝えにくいし、説明しても伝わりにくいです。
頭の中を整理して客観的に考えるためには、紙に文字として書き出すことをおすすめします。
- 頭の中の「なんとなく」がはっきりしてきます。
- より客観的な目線で異動について考えることに繋がります。
職場を変わりたいと思ったら、まず「自分自身」で考える
メリット・デメリットを総合的に比較する
職場を変わりたいと思った時に、理由は1つとは限りません。
例えば次のような検討項目があります。
- 給与
- 勤務体系
- 自分の役職や立場でやれること
- 通勤時間
- 職場環境
- 労働環境
職場を変わることですべての条件が良くなるようなことはまれです。
例えば
給与は高くなるけれども、労働時間が増えるなどが典型例。
- 労働時間が増えると、自分の生活や家庭での自分の役割がこれまでと同じようにはできません。
- 逆に労働時間は9時から5時までときちんと決まっている職場であれば、給与が下がることが多いです。家族がそれを納得しているか、今や将来の出費に耐えられるか、耐えられないときにはどうするかを考えておいたほうがいいです。
それらを総合的に考えた上で、本当に異動すべきか考えるのがオススメです。
このときにも紙に書いて、全体を俯瞰しながら考えましょう。
完全な比較はできない
異動することのメリット・デメリットがあって、現時点で比較してみて自分や家族で納得することはとても大事で自分でも納得しておく必要があります。
- 異動してはじめてわかることもあるでしょう。
- 社会や制度が変わるにしたがって、職場の状況も変わります。
あくまでも現時点で納得し、そして将来は変わるリスクを考えておいたほうがいいです。
- その変化を受容するか、それとも将来変化したら他の職場に異動するという方法も十分にありだと思っています。
次の職場が最良で最後の職場である必要は無いからです。
家族とも話をしておく
次に家族にも納得してもらいましょう。
- 自分自身のことなので、自分自身が決めていいことですが、家族と同じ考えを共有することは大事です。
- 協力・応援してくれると申し分ありません。
金銭面・将来設計などの方向性を共有しておくのは大事なことです。
職場の同僚など周囲の人に説明できるようにしておく
もちろんいちばん大事なのは自分の決意。
- 自分が決めたことを職場の上司に納得してもらう必要は本来ないのかもしれませんし、理由を説明せず「自分が決めたことなので」ということでもいいかもしれません。
でも自分の中で異動すると決めた時に、異動の理由の本音と建前をはっきりしておくべきですし、周囲に理路整然と説明できるようにしておきたいものです。
希望する異動先の人事担当者や上司に「異動したい理由」を直接または間接的に聞かれるからです(いずれ)。
その場で考えようとすると、引き止められた時によく考えずに異動をやめてしまうということになるかもしれません。
自分の考えをスラスラと言うことができるように、考えを整理しておくのをおすすめします。
そのためには、自分で一度紙に書いてみましょう。
- 他の人に説明して納得して貰えるように考えるきっかけになります。
頭の中で納得していても、なんとなく納得しているということが多く、他の人に説明するときにその「なんとなく」の部分は自分でもはっきりわかっていなければ、他の人に説明するのは難しいです。
職場の悪口は言わない
職場を変わる理由が職場がブラックだからといっても、異動先に今の職場は「ブラック」な環境だからという悪口の理由を言うのはおすすめできません。
- 異動先に説明するためと言う理由であっても、今の職場の悪口になります(それが本当でも)し、世の中は意外と狭いもの。
- ブラックという言葉が独り歩きして、変に周囲に伝わっていってはいけません。
- 再びどこかで今の職場の同僚や上司と会うことがあります。
これからも周囲の同僚とは対等な立場として、またお互いに牽制し合ったり陰口を叩くようなことがないようにしたいですね。
わたしの場合
わたしも数年前に自分の意志をもって職場を異動しました。
なかなかうまく行かず、当初の計画よりも異動のスケジュールは延期になりましたが、「周囲と喧嘩別れせず職場をかわる」という目標は達成できました。
もしわたしがあらかじめ考えずに、異動の話を上司にしていたら、
- 異動がなくなったり
- 意図しない職場に異動になったり
- 関係性が最悪になったりしていた
のではないかと思っています。
「あらかじめ考えておく」
大事なことです。
さいごに
職場を変わりたいと思った時には、その理由を明確に説明できるようにしておくのがオススメです。
- まず自分自身で納得できるように。
- 次に家族に説明。
- そして今の職場、次の職場の上司に説明できるように。
注意しないといけないのは、なんとなくではいけないということ。
紙に文字として理由を書き出すと、客観的な別の目線で考えることができますのでオススメです。
頭の中の「なんとなく」の部分がはっきりしてきます。
そして周囲に理路整然と説明できるようになります。
異動したいときにはその理由を、客観的に説明できるようにすることはオススメです。
この記事がみなさんに少しでもお役に立てるとうれしいです。
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