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スキーノルディック複合のワールドカップは27日、個人の2戦目がフィンランドで行われ、日本のエース、渡部暁斗選手は9位でした。

ノルディック複合男子、日本のエース渡部選手は昨シーズンのワールドカップで日本選手の最多優勝記録に並び、北京オリンピックのシーズンでの記録更新を目指しています。

ワールドカップ個人の2戦目は27日、フィンランドで行われ渡部選手はヒルサイズ142メートルのラージヒルで行われた前半のジャンプで130メートルにとどまり、前日の初戦に続いて得意のジャンプで飛距離を伸ばすことができず13位につけました。

後半の10キロのクロスカントリーでトップと45秒差でスタートした渡部選手は、粘り強い滑りで2位集団を引っ張りながら徐々に先頭集団を追い上げて、一時は3秒ほどまで縮めましたが、惜しくも届かず9位でフィニッシュしました。


一方、ジャンプで134メートルを飛んで日本勢トップの4位につけた山本涼太選手は、トップと13秒差でスタートしたものの10位でフィニッシュしました。

このほか日本勢は、渡部選手の弟の善斗選手が16位、谷地宙選手が20位、永井秀昭選手が24位でした。

優勝はドイツのテレンス・ウェバー選手で、ワールドカップ初優勝を果たしました。