28日に正式発売となったGoogleの最新Pixelモデル、Pixel 6シリーズ。
自社製チップTensorを搭載という話題性もあってか、過去モデルよりも好調なスタートを切ったという印象です。
しかし、そんなPixel 6およびPixel 6 Proで少し気になるディスプレイ周りの不具合報告が上がっていることが明らかになりました。
パンチホールズレ不具合
Twitter上に上がっていた報告で、Pixel 6 Proの一部でフロントカメラの黒いパンチホール部分がズレてしまっている、という症状。
ただこれ、実際にカメラ用の物理的な穴がズレているわけではなく、ディスプレイのパンチホールからずれた部分が黒く表示されてしまっている(もしくは何も表示されていない)、という状態の模様。
よって、基本的にはソフトウェアのアップデートで改善可能な問題だとは思われますが、発生していない個体の方が大多数の模様。
となると、どのようにこの「穴」の部分を個体ごとに合わせるのか、というのは気になるところです。
なお、この症状は今のところはPixel 6 Proのみで発生しているようです。
画面のチラつき(フリッカー)不具合
こちらはReddit上で複数の報告が見られる現象で、具体的にはPixel 6をスリープ状態から電源ボタンを押してスリープ復帰させようとすると画面上に緑色のフリッカーが現れる、という症状。
チラつきが出るのはスリープ復帰した一瞬だけのようで、使用上特に問題はないようですが、ノイズの乗り方を見るとハード的な問題のようにも見えます。
緑画面不具合
こちらはディスプレイの輝度を落として暗い場所で表示させると、画面の一部が緑色になる、という現象。
これは最近ではXperia 10 IIIなどでも報告があり、過去にはGalaxyなど、他機種でも発生報告のある比較的良くある問題です。
ただ、大半のケースではソフトウェア―アップデートで改善しているので、このPixel 6のケースも同様に今後のアップデートで修正されるのではないかと思われます。
ソース: Twitter、Reddit (1)、Reddit (2)