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雪の異称「六(む)つの花」は、その結晶の形に由来するのはいうまでもない。この呼び名、平安時代からあったそうで、観察した人がいたのか。「寒し夜のね酒や五ツ六ツの花」は江戸時代の初めの俳諧である▲江戸後期には実際に雪を黒い布で受けて観察し、さまざまな結晶の形を記録した人がいた。その図…