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 コンクリートの表面が石粒状になるジャンカは、粗骨材がモルタルペーストと分離した状態で、強度不足や早期の中性化を引き起こす。原因は、打設作業中の締め固め不足と考えられている。清水建設は、打設時のバイブレーターによる締め固め状況をAI(人工知能)で分析して可視化する「コンクリート締固め管理システム」を開発した。経験が少ない担当者でも締め固め完了のタイミングを適切に判断でき、コンクリートの品質を安定的に確保できるという。2021年6月21日に発表した。