米国務省は28日、米国とロシアの当局者がスイスで、戦略的安定性をめぐる「専門的かつ実質的」な協議を実施したと明らかにした。 今回の協議は、バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領による6月の首脳会談で開催が決まった「統合戦略的安定対話」の初回となる。米国の代表団はシャーマン国務副長官が率い、ロシア側からはリャブコフ外務次官が出席した。 ロシアは現在、北極圏で軍備増強を進めており、原子炉で駆動す…