この記事は Mike Cloonan による Google Ads Developer Blog の記事 “Updating Default Reporting Versions in Google Ads Scripts” を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
今後、Google 広告スクリプトで search リクエストと、Google Ads Query Language を使う report リクエストを対象に、デフォルトのレポート バージョンの更新方法を変更します。これまでは、最大数か月にわたって新しいバージョンが利用できない期間がありましたが、今後は新しいレポート機能がリリースされたまもなくアクセスできるようになります。この変更は、v201809 の AdWords API ベースのレポートを使い続けている方には影響しません。
今後は最新バージョンの Google Ads API のリリースから 2 週間以内に、デフォルトのレポート バージョンを更新し、最新バージョンが使えるようになります。たとえば、v8 がリリースされるとその 2 週間以内に、GAQL を使う report 呼び出しと、すべての search 呼び出しについて、デフォルトのレポート バージョンを更新し、v8 を使うようにします。
スクリプトに悪影響が生じる可能性があり特定のバージョンに固定したい場合、手動でバージョンを指定することもできます。これはデフォルトよりも優先されるので、次のバージョンの準備が整うまでアップデートを延期できます。延期する場合、Google Ads API のバージョンが提供終了になるタイミングに注意してください。新しいバージョンにアップデートしないと、スクリプトが失敗します。API のバージョンを設定する例を次に示します。
report の場合 :
var report = AdsApp.report(query, {apiVersion: 'v7'});
search の場合 :
var results = AdsApp.search(query, {apiVersion: 'v7'});
このリリースの一環として、デフォルト(現在は v5)を v7 にアップデートします。v6 と v7 で行われたレポートのアップグレードの全一覧は、Google Ads API リリースノート ページで確認できます。
質問がある方は、サポートを得られるようにフォーラムに投稿してください。
– Google 広告スクリプト チーム、Mike Cloonan
Reviewed by Thanet Knack Praneenararat – Ads Developer Relations Team
Reviewed by Thanet Knack Praneenararat – Ads Developer Relations Team