経済産業省と国土交通省が進める海洋再生可能エネルギー事業で、秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド(以下三菱商事連合)が他社を圧倒する安値で入札し、入札対象のすべての地域を総取りしたことが話題になっている(経済産業省リリース、環境ビジネスオンライン、Togetter、市況かぶ全力2階建)。
三菱商事連合が総取りしたとされるのは、「秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖」、「秋田県由利本荘市沖」、「千葉県銚子市沖」の3地域。国が公募占用計画を提出した5事業者、5事業者、2事業者について審査を行ったところ、三菱商事連合は秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖で13.26円/kWh、秋田県由利本荘市沖で11.99円/kWh、千葉県銚子市沖で16.49円/kWhの供給価格を提示し、価格点で満点の評価を得て入札に成功したとのこと。これは市場破壊レベルの価格であるそうだ。
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