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この記事は Devin Chasanoff による Google Ads Developer Blog の記事 “The Query Builder Blog Series: Part 8 – Conclusion” を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。


このブログシリーズでは、新しく改善されたインタラクティブ Google 広告クエリビルダー ツールの構築過程についてお伝えしてきました。ここまでシリーズ全体をお読みいただいたことで、Google Ads Query Language(GAQL)の詳細や意図についてご理解いただけましたでしょうか。パート 8 では、これまでの道のりと、その学習内容をまとめます。

ユーザー インターフェースの作成

ResourceServiceSelectionServiceValidationService があれば、あとはユーザー インターフェースを構成するコンポーネントを作成するだけです。場合によっては、これらのサービスから直接データを取得します。それ以外の場合(選択可否、選択状況、クエリの有効性のトラッキングなど)は、サービスをサブスクライブし、コンポーネントが常にアプリケーションの最新状態を反映するようにします。

まとめ

このブログシリーズでは、GAQL を理解するうえで役立つ部分に重点を置いて、クエリビルダー アプリケーションに不可欠な部分について説明してきました。各回の投稿で学んだことをまとめます。

パート 1 – 事前準備

パート 2 – リソース スキーマの設計

  • アプリケーションのスキーマの概要

パート 3 – リソース スキーマの作成

  • GoogleAdsFieldService を使ってフィールドのメタデータを取得する方法
  • GAQL でのフィールドの同時使用可否
  • REST ディスカバリー API

パート 4 – リソース サービスの作成

  • GAQL クエリの構造
  • GAQL クエリに登場する可能性があるフィールドの種類
  • フィールドのプロパティとそれぞれの GAQL 句との対応

パート 5 – フィールドの選択可否の決定

  • フィールドの同時選択性と、フィールドの選択可否の決定方法

パート 6 – フィールドの選択と選択解除

  • GAQL クエリの構造
  • フィールドの選択可否に関する追加の詳細情報
  • Angular での Observable の利用

パート 7 – クエリの検証

  • GAQL クエリ検証のさまざまな側面

追記

Google Ads Query Language について学んできたことに加えて、Angular アプリケーションの記述についても皆さんのヒントになることを願っています。私が Angular を使ったのは今回が初めてですが、複雑なアプリケーションをすばやく構築できるフレームワークであることがわかりました。Angular サービスと依存関係の注入Observable を併用すると、アプリ全体で状態を効率的に管理できます。

このシリーズを通して、Google Ads API での GAQL クエリの構築方法についての理解が深まれば幸いです。ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムまたは googleadsapi-support@google.com にご連絡ください。


Reviewed by Thanet Knack Praneenararat – Ads Developer Relations Team