ロープウェイが一時停止 ゴンドラに人を乗せたまま 栃木・日光市
きょう午後2時ごろ、栃木県日光市の明智平ロープウェイ2台が機械トラブルで停止し、およそ1時間にわたりゴンドラの中に人が取り残されました。
午後2時すぎ、栃木県日光市の「明智平ロープウェイ」2台が突然停止しました。そのうち、のぼりのゴンドラに乗っていた男性によりますと、当時、ゴンドラの中にはおよそ10人が乗っていて、展望台近くまできたところで止まったということです。
乗客
「がくんという音がして、急にロープウェーが止まった。そのあと40分ぐらい停車していて、その後『再開します』とアナウンスが流れて、そこからじりじりと下の方に20~30分かけておりていった。ご高齢の乗客は座っていました」
運行会社の「日光交通」によりますと、機械トラブルが原因だということです。明智平ロープウェイは、紅葉で有名な第2いろは坂を上ったところにあり、展望台までのおよそ300メートルを3分ほどで運行しています。最も高いところでは標高1373メートルに達し、中禅寺湖、華厳の滝、男体山などを見渡せるとあって、毎年、紅葉シーズンは特に賑わいます。警察で現在、停止した時の状況などについて調べています。