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 千葉県内で29日、新型コロナウイルスに感染した2人の死亡と78人の新規感染が判明した。一日の感染者数が100人を下回るのは3日連続。県内の累計感染者は9万9476人に増えた。

 船橋市は、60代女性=同市=の死亡と、10歳未満~60代の12人の感染を発表した。

 市保健所によると、亡くなった女性は新型コロナによる急性呼吸器疾患が主な死因。約1カ月前から入院していた。ワクチンを2回接種済みだったという。

 千葉市は、80代女性=同市=の死亡と、10代~60代の11人の感染を発表した。

 市によると、女性は発熱の症状があり検査を受けたところ、陽性が判明。入院して酸素投与などの治療を受けていたが、27日に亡くなった。

 県は、10歳未満~80代の49人の感染を発表。クラスター(感染者集団)が発生している富里市内の「成田富里徳洲会病院」では、新たに医療従事者1人と入院患者3人の感染が判明し、同院の感染者は計12人に増えた。

 柏市は、10歳未満~40代の6人の感染を発表した。

 29日に感染が確認された人の居住地は、船橋市13人▽千葉市12人▽市川市、松戸市が各10人▽習志野市9人▽柏市6人▽浦安市、市原市、流山市が各3人▽八千代市2人▽成田市、印西市、四街道市、白井市、富里市、東金市が各1人▽海外1人だった。