Project LUMINA(有限会社ノーツ、株式会社アニプレックス、ディライトワークス株式会社)は、PS4/ニンテンドースイッチ/Xbox One/PC(Steam)向け2D対戦格闘ゲーム『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』に登場する新たなプレイアブルキャラクター「セイバー」を発表しました。
9月29日に実施した配信番組「TYPE-MOON TIMES Vol.6」にて、その参戦が明らかとなった「セイバー」は、『Fate』シリーズの原点『Fate/stay night』の主要人物として登場し、高い人気を博しました。以降も、『Fate』シリーズの顔として多彩な活躍を続けています。
『月姫』の世界観で描かれる2D対戦格闘ゲームシリーズ『MELTY BLOOD』は、2002年に1作目となるPC版をリリースして以来、様々なプラットフォームに展開。作品を重ねるごとに多彩な参戦キャラクターがバトルを彩りましたが、「セイバー」が本シリーズに参戦するのは今回が初めて。
「アルクェイド・ブリュンスタッド」を始めとする『月姫』の面々に、「セイバー」がどのように立ち向かうのか。直前に迫った発売に先駆け、「セイバー」の特徴やアークドライブなどの情報をいち早くお届けします。
プレイアブルキャラクターとして「セイバー」が参戦!
新たなプレイアブルキャラクターとして、『Fate』シリーズの顔ともいえる「セイバー」が『MELTY BLOOD』シリーズに初参戦します。聖剣を手に、騎士道を貫く「セイバー」の戦いが初めて『MELTY BLOOD』のバトルアニメーションで再現され、2D対戦格闘ゲームとしてお楽しみいただけます。「約束された勝利の剣」や「風王鉄槌」など、おなじみの技も登場し、「セイバー」の技の数々をプレイヤーの手で操作し、体験することができます。
初登場にともない、書き下ろしとなるイベントストーリーでは、「英霊召喚」という仕組みがなく、本来交わらないはずの並行世界に召喚された「セイバー」が、自身が召喚された謎を追い、戦いに関っていきます。イベントストーリーでどんなキャラクターと出会い、何が起こるのかは、本作をプレイしてのお楽しみです。
『月姫』の登場人物たちと、「セイバー」とのやりとりはどれも新鮮な内容で、必見です。ぜひ本作をプレイしてお確かめください。
交わらぬはずの並行世界に召喚された謎を追う「騎士王」
後ろに結い上げた金髪、青と白銀の甲冑が目映い、凛とした佇まいの女性剣士。彼女こそ、アーサー王伝説として巷間に名高い、円卓の騎士を束ねる聖剣の騎士である。
本来、「英霊召喚」という仕組みのないこの世界に何故か現界してしまい、その謎を解くため、総耶の街を探索することに……。
バトルでの特徴
【一気に間合いを詰めるスピードと、連続攻撃によるラッシュが強力なバトルスタイル 】
「セイバー」は剣によるリーチの長さと瞬時に間合いを詰めるスピードを活かして真っ向勝負を挑むバトルスタイルのキャラクターです。高速で移動する技を多く持つため、中距離から一気に間合いを詰めてラッシュを仕掛ける動きが強力です。
使いやすい通常技や多彩な派生を持つ必殺技を備えており、両方を使いこなせば相手に見切られにくい攻めが可能です。また、超強力な必殺技であるアークドライブを2種類備えており、そのどちらもが広範囲への攻撃やカウンター攻撃など、強力な性能となっています。
剣を鋭く振る「ファーストエア」は、リーチも長くけん制として使えることに加え、2 段階の追加技に派生させることができるため、ガードされても追加技を出すかどうかで読み合いに持ち込むことができます。また、1 段階目の追加技の一つ「セカンドエア・ディフィート」は下段攻撃、2 段階目の追加技の一つ「サードエア・ブレイク」は中段攻撃となっており、追加技を使い分けてガードを揺さぶることも可能です。
ムーンスキル「ファーストエア」は深く踏み込みながら下段攻撃を仕掛けます。前進が非常に素早いため、中距離で隙を見せた相手に対して狙うと効果的です。
高速移動をしながら剣を振るう「エルフィンダンス」は、入力するコマンドにより移動の動きが変化します。弱攻撃版は一度大きく後退したあとに折り返して攻撃、中攻撃版は素早く直進して攻撃する技となっており、相手に接近する手段として使用できます。また、ボタンを長押ししてブローバックエッジ版で発動すると、移動後に攻撃を出さず即座に別の行動に移ることができます。
ムーンスキル「エルフィンダンス」は一度素早く後退した後に跳躍して空中から攻撃する中段攻撃です。後退する動きで相手の攻撃を回避したり、弱攻撃版「エルフィンダンス」も織り交ぜることで相手の対応を誤らせるような使い方が強力です!
剣を振り上げて攻撃する「ウイングエア」は、前方空中への攻撃範囲が広い技です。攻撃が出るのが早く、相手のジャンプし始めに引っ掛けやすい性能となっています。更に EX 必殺技「ウイングエア」は一時的に相手の攻撃を受けない“無敵状態”になるため、相手に攻め込まれたときの反撃としても使用できます。
その他、斜め上方向へ風を放出して攻撃するEX専用必殺技「風王鉄槌」など、攻撃範囲の広い技で空中にいる相手にプレッシャーをかける手段も備えたキャラクターです。
アークドライブとラストアーク
【アークドライブ:約束された勝利の剣 】
聖剣エクスカリバーを頭上から振り下ろし巨大な斬撃を放つ、超強力な必殺技です。剣から放たれる斬撃は画面の端まで届き、更には長時間攻撃が続くため回避することも困難な大技です!
相手との距離を問わずどこからでも大ダメージを狙うことができます。また、剣を振り下ろしている間は“無敵状態”になるため、相手に攻め込まれた際の反撃としても有効です。
【アークドライブ:全て遠き理想郷 】
「セイバー」が持つ2つ目のアークドライブです。鞘であるアヴァロンを掲げ、相手の攻撃がヒットするとカウンター攻撃が発動する超強力な必殺技です。成功すれば相手の攻撃を完全に無効化して反撃ダメージを与えることができるため、相手に攻め込まれてピンチの場面でも形勢逆転を狙うのにうってつけの技です!
また、相手の飛び道具や設置技に対してもカウンター攻撃が発動するため、遠距離で相手が放った攻撃を逆手に取って手痛い一撃を与えることも可能です。
【ラストアーク:約束された勝利の剣/剣舞】
相手に接近して連撃を浴びせ、追撃にエクスカリバーで特大の攻撃を放つ最大級に超強力な必殺技です。エクスカリバーを振るう「セイバー」の姿や、ダイナミックな演出にもご注目ください!
マジックサーキットが4ゲージ、またはブラッドヒート中にシールドが成功することで発動可能です。劣勢のタイミングで強制開放を発動し、体制を立て直しながら一発逆転の手段として使用することも可能です!
シチュエーション別の戦い方
近距離戦を挑んでくる相手には、剣によるリーチの長さを活かしたけん制攻撃が有効です。立ち強攻撃やジャンプ強攻撃などシンプルながらも強力な通常技を駆使して、相手の間合いの外から先手を打って攻撃を当てる動きが強力です。
「セイバー」のけん制を嫌ってジャンプや空中ダッシュで動き回る相手に対しては、「ウイングエア」や「風王鉄槌」など上方への攻撃範囲が広い技を使うことで、空中に逃げようとする相手を巻き込むこともできます。
中距離が得意な相手が「セイバー」よりもリーチの長い武器でけん制してくる場合は、技の出の速さに優れるムーンスキル「ファーストエア」で先手を取ったり、「エルフィンダンス」を駆使することで相手に的を絞らせないように急接近を狙う動きが有効です。
また、空中から急降下攻撃を仕掛ける必殺技「スラッシュエア」を使用すれば、相手にけん制技を空振りさせ、隙を見せたところに空中から強襲を仕掛けるような動きを狙うこともできます。
強力な飛び道具で遠距離戦を仕掛けてくる相手にはブローバックエッジ版の「エルフィンダンス」が有効です。移動中に攻撃を相殺する性能があるため、相手の飛び道具を受け止めながら距離を詰めることができます。
また「セイバー」の持つアークドライブ「全て遠き理想郷」はあらゆる攻撃に対して発動するカウンター技のため、マジックサーキットが3ゲージ以上ある場合や強制開放でヒート状態になった後は、相手の飛び道具に合わせて出すことで遠距離からでも大ダメージを奪うことが可能です。
「全て遠き理想郷」を警戒して相手が飛び道具を撃たなくなったら急接近のチャンスです。「セイバー」のスピードとラッシュ力を活かして一気に相手を攻め立てましょう!
「セイバー」戦のワンポイントアドバイス
「セイバー」が持つ高速移動技の「エルフィンダンス」はコマンドで動きが変化するため、立ち回りに組み込まれるとかく乱されやすく厄介な技です。
「遠野志貴」の「閃鞘・一仞」など、地上に対しリーチの長い技でけん制したり、あらかじめ「翡翠」の「がんばりました」などの設置技を地上に仕掛け、「セイバー」の立ち回りを制限することが可能です。
「セイバー」は騎士道精神を重んじ、正面切って真っ向勝負を挑むバトルスタイルのため、「遠野秋葉」であれば設置技の「赫訳・紗燐」など盾となる技を仕掛けた後に、空中から攻め込む「赫訳・夕麗」を繰り出すなど、飛び道具や設置技を交えてトリッキーに攻めることも有効です。
ただし、「セイバー」のマジックサーキットゲージが3以上あるときや、ヒート状態・ブラッドヒート状態の場合は、「全て遠き理想郷」でのカウンター攻撃の危険性があるため、けん制のために飛び道具や設置技を仕掛けるのは避けるようにしましょう。
「セイバー」参戦までの経緯
「セイバー」の参戦は、開発を手掛けるフランスパンの熱意を、TYPE-MOONが受け止める形で実現しました。詳しい経緯は、本作の限定版特典『MELTY BLOOD 読本』中のインタビューで、TYPE-MOONの奈須きのこ氏・武内崇氏がコメントしているほか、「TYPE-MOON TIMES Vol.6」番組内で、フランスパンの芹沢鴨音氏がコメントしていますので、それぞ
の視点からのコメントをぜひチェックしてみてください!
これまでも『MELTY BLOOD』には、『空の境界』の主人公である「両儀式」が登場するなど、TYPE-MOON 作品間でのクロスオーバーが行われていました。そんな中、本作で満を持して『Fate』シリーズの“顔”とも言えるセイバーが参戦となりました。
格闘ゲームとしての“幅”を広げるという面においても、「西洋騎士」という『月姫』のキャラクターたちとは異なる特徴が対戦格闘ゲームの性能として昇華・表現されているため、「セイバー」の参戦は、『MELTY BLOOD』の遊びの幅を広げることに大きく寄与しています。
(C)TYPE-MOON / Project LUMINA
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