もっと詳しく

 原則40歳以上を対象にした英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンをめぐる自治体の対応が分かれている。接種を始めた自治体では予約が相次ぎ、重症者の増加が際立つ40~50代への接種加速で、重症化の抑制効果を期待する。ただ当面は供給量が限られる上、複数のワクチンを扱う煩雑さなどから導入を見合わせる自治体も多く、都道府県が中心の限定的な使用にとどまるとみられる。