飛行機に乗るのは結構好きだ。
離陸の瞬間の高揚感とか、着陸の瞬間の独特の緊張感とか。
長いフライトはそれほど経験がなかったけど、今回の留学で日仏往復という長距離フライトを体験することが出来た。
行きはとあるアジアの航空会社を使ったのだけど、スチュワーデスの中には片桐はいりにそっくりな中国人の女の人がいた。彼女が僕の席の担当だったらしく、食堂のおばちゃんみたいな雰囲気で食事を出したり下げたりしてくれた。なぜか英語が話せず、出入国のカードの記入を聞いたら日本人のCAを呼ばれた。
ギリシャに行った時に使ったエーゲ航空には黒木メイサと加藤ローサにそっくりなおそらくギリシャ人のCAいて、ここの人は親切でとても気持ちが良かった。
ハンガリーに行った時はエールフランスを使ったのだけど、僕の席の担当は背の高いモデルのようなフランス人の男の人だったな。
さて。
フランスから日本に帰るのに利用したのはエミレーツ航空だった。
しかもA380という有名な機体だったらしく、こんなふうに全席に小さいモニターがついていて手許の操作で好きな映画や音楽が楽しめたりする。
僕はそれほど映画好きというわけではないので、昔観たディズニーの映画を見たりしていた。
僕にとって一番嬉しかったのは、座席にUSBの差し込み口や電源のプラグがついているということ、さらには機内でWi-Fi(有料)が使えるということだった。(ただしWi-Fiは使えない機体もあるらしく、ドバイで乗り換えた後の機体では使えなかった)
実は前回の記事も一部は飛行機の中でパソコンを開いて書いたもので、機内からtwitterを通じてフライト実況をしたりとか、ひとりでかなり盛り上がっていた。
また、座席の画面を操作すれば、機体の外についているカメラの映像がいつでも見られて、これもまた楽しかった。
実は出発前のチェックイン時に「いまからエールフランスの直通便に振り替えてもいいけどどうしますか?」と聞かれたけど、それでも敢えてエミレーツ乗り換え便を使ったのは、何といっても中東ドバイに興味があったからだ。
ドバイ空港では2時間ほどしかいられず、結局あまり楽しめはしなかったけれど、空港は深夜だというのにものすごい人だった。
空港の中でさえこの活気、実際に街にでたらどんなことになっていただろう。
ドバイ空港はトランジットのサービスも充実しているらしく、乗り換え時間が長いと空港の外に出ることも出来たらしい。
飛行機を予約した時、『ドバイに朝6時着→日付が変わった深夜2時発』というフライトがあってそれとも一瞬迷ったけど、そんなことならドバイに一日滞在するコースにすれば良かった。もったいない。
空港しか通ってないけど、行きの乗り換え空港である上海東浦空港では、正直「もう中国はこの空港だけでいいかも…(-_-;)」と思ったのとは大きな違い。
できることなら何かの機会があったらもう一度行ってみたい。
飛行機の旅は何故か心躍る。