Bosha も San Francisco を拠点に活動をしている人で01年に Testa Entertainment というレーベルから1枚のアルバムをリリースしています。この人については詳細はほとんど分からないのですが、人脈的には前回紹介の 2-11 (Two-Illeven) との関係があるようで、このアルバムにもゲストで参加しています。このアルバムが質の高いアルバムだったのですが、その後は目立った活躍がないのが残念ですね。ちなみに Testa Entertainment というレーベルについても詳細は分からなくて、アルバムもこの1枚しかリリースされていないようです。
写真は、Bosha の唯一のアルバム “What Part Of The Game Is This ?”(2001年)です。このアルバムは TC と The Enhancer を中心に Mr. Testa、Big Drawz などがプロデュースを手掛けたアルバムで、ゲストには 2-11 から Big Drawz と James Mac、11/5 から Tayda Tay と Manie-O、Totally Insane から Scoot Dogg と Ad Capone、Neva Legal から Money Marc が参加しています。音的にはミドルからスロー・テンポのファンクからグルーヴィー、メローまで良曲の揃った質の高いアルバムで人気がありますね。ミドル・ファンク “I’m Tired”、スロー・ファンク “Who Should We Trust ? feat.Scoot Dogg”、グルーヴィー・ファンク “Take A Ride Wit Me”、”Parlayin In The Bay 2001 feat.James Mac”、”Mickey And Me”、”Real Drugs feat.Maine-O”、メロー・グルーヴ “Hustla’s Come From All Places”、”Enjoy Life” とイイ曲が多いです。全体的に聴きやすい感じで、90年代中後期の G-Funk 好きの人にはオススメのアルバムだと思います。
【Discography】
・What Part Of The Game Is This ? (2001)