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 猛暑で?死?をも訴える選手が出現する東京五輪に対し、海外メディアが?虚偽申告?を猛批判。謝罪要求が飛び出した。

 オーストラリアの「ニュースドットコム」は29日、「東京の虚偽主張に世界は謝罪が欲しい」と報道。東京五輪が招致に際し、東京の7、8月について「穏やかで晴れた天候が多く、選手が最善を尽くすために理想的な気候を提供する」とアピールし、今もこの文言が東京五輪アプリで公開されている点を指摘。「組織委員会は、選手が直面する気象条件について虚偽の主張をしているようだ」と批判した。

 すでに米ヤフーでも「東京は地獄のような嘘を付いた。代償を払うのは選手だ」と大ウソつきだと糾弾。嘘で大会を招致してきた東京に厳しい視線が向けられている。

 今大会、猛暑に対し、選手からクレームが殺到。テニスの世界ランキング2位・ダニル・メドベージェフ(ROC)は「死んだら誰が責任を取るのか」と批判。同1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)もスケジュールの変更を強く要求した。ビーチバレー選手は砂が暑すぎ立てず、トライアスロン男子では、金メダルを獲得したクリスティアン・ブルンメンフェルト(ノルウェー)がフィニッシュラインで倒れこみ嘔吐。地獄絵図となっている。

 競技後半も猛暑が続くだけに、さらなる批判は必至。誰が謝罪するのだろうか…。