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 シーズン中に失踪騒動を起こしていた元中日二軍投手コーチの門倉健氏(47)が28日、ユーチューブ「門倉健公式チャンネル」を更新し、嗚咽を漏らしながら謝罪した。

「門倉健?失踪騒動?について 皆さまにお詫び申し上げます『本当にすみませんでした』」のタイトルで謝罪動画を配信。失踪騒動後、発言するのは初めてとなった。

 スーツ姿で登場した門倉氏は動画冒頭で「このたびはファンの皆さま、中日ドラゴンズ関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。本当にすいませんでした」と謝罪。

 さらに「今回の報道につきましては、私の不徳の致すところであり、日々猛省しています。また、テレビ、新聞、週刊誌など多くの皆さまにご心配をおかけして大変申し訳なく思っております」と何度も深く頭を下げたが、失踪した理由など真相については語らなかった。

 今後については「私としてはここで一度立ち止まり、自分の人生を見つめ直していきたいと思っております。40年間、野球一筋で生きてきた私にこれから何ができるかわかりませんが、生まれ変わったつもりで精いっぱい頑張っていきたいと思っております」と説明した。

 その上で「今日まで私の野球人生を支えてくださった皆さまには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。このような形で球界を去ることになってしまい、とても申し訳なく思っています」と涙ながらに声を詰まらせながら謝罪を繰り返しつつも「いつの日か、笑顔でみなさまに再会できることを心より願っております。どうぞよろしくお願いします」と語った。

 最後は「本来であれば会見などの機会を設け、直接対面にてお詫びの言葉をお伝えしたいのですが、コロナ禍ということもあり動画配信とさせていただきました」と締めくくった。

 同チャンネルは23日に登録。動画の途中には「※現在は?失踪状態?ではなく家族とも連絡がとれています」との注意テロップが流されたが、「この動画は8月3日22時に削除させて頂きます」と記されている。