いわゆる「紀州のドン・ファン事件」の捜査で上京していたとみられる和歌山県警の警察官の男が、女性にケガをさせたとして、警視庁に逮捕された事件で、男が「盗撮をしようとしてトラブルになった」などと供述していることがわかりました。
和歌山県警の巡査部長、讃岐真生容疑者は今年4月、東京・大田区の天空橋駅近くで、女性ともみあいになり、転倒させてケガをさせたとして28日、警視庁に逮捕されました。
その後の捜査関係者への取材で、讃岐容疑者が「盗撮をしようとして女性にとがめられ、トラブルになった」などと供述していることがわかりました。警視庁は、盗撮を巡るトラブルから犯行に及んだ可能性もあるとみて調べています。
讃岐容疑者は当時、「紀州のドン・ファン」こと和歌山県の資産家殺人事件の捜査で上京していたとみられています。