Google Pixelの写真に写っている人物や物を消し去って取り除くことができる「消しゴムマジック」の使い方です。
Google謹製スマホ「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」には、撮影したまたはスマホ内に保存している写真に写っている人や物をAIを使って消し去ることができる「消しゴムマジック」という機能が搭載されています。
Pixel 6 Proを利用し始めたので、この消しゴムマジックを使ってみました。
これが、かなり凄い!
超簡単操作で写真に写っている人や物をサクサクと消し去ることができます!
今後は過去に発売されたPixelでも使えるようになるらしい
消しゴムマジックは、Pixel 6シリーズからGoogle独自開発のチップ「Tensor」が搭載されており、このチップのおかげで利用できる機能だと思っていたのですが、どうやら今後、過去のPixelでも利用できるようになるそうです。
フォトショップのように完璧なな修正・加工はできませんが、ほんの数秒で写真から消したいを取り除くことができる素晴らしい機能だと思います。
Pixelで撮影した写真じゃなくても、Pixel内に保存している写真であれば、消しゴムマジックを使うことができます。
LINEなどで送られてきた写真でもOKです。
この記事ではPixelで利用できる写真に写っている人や物を消し去る「消しゴムマジック」の使い方を紹介します。
※顔および車のナンバーはモザイク加工を行っています。
【Pixel】写真内の人物や物を消し去る「消しゴムマジック」の使い方
Googleフォトアプリを起動して消したいものがある写真を選択
消しゴムマジックを使う場合、Googleフォトアプリの編集から実行します。
PixelでGoogleフォトを開きます。
Pixel内に保存済の消しゴムマジックで消したいものが写っている写真を表示します。
写真が表示されたら「編集」をタップします。
消しゴムマジックを実行して人や物を消し去る
「消しゴムマジック」を選択します。
※このメニュー部分に「消しゴムマジック」が表示されない写真は機能が利用できない写真ということになります(ほとんどの写真で利用可能でした)
最初に数秒だけロード(候補の検出)が行われます。
消し去る候補に当てはまる人や物は白い枠で囲まれる
Pixelが自動判定して写真から取り除く対象となる人や物は、←のように白い枠で囲まれた状態になります。
この状態で「すべてを消去」をタップします。
↑で白い枠で囲まれていた人物が一瞬で消え去りました。
自分でなぞった(または囲んだ)人や物を消し去ることもできる
自動判定された部分以外を消し去りたい場合は、←のように対象箇所を指でなぞります(白い線で囲むでもOKです)
消す部分をすべてなぞったら、指を離します。
なぞった部分から一瞬で人が消え去りました。
マジで超簡単な操作でガンガン人や物を消すことができます。
電線や電柱、クルマもサクッと消せる
消しゴムマジックは、人物だけじゃなく物も消すことができます。
この写真で消しゴムマジックを実行すると…
自動判定で人物と一緒に電線や電柱も対象となっています。
「すべてを消去」を実行すると…
人物と一緒に電線や電柱が消え去りました。
手動で選択すればクルマなども消せる
クルマは自動判定では選択されませんが、このように手動で選択して実行すると…
ちゃんと消し去ることができます。
こんな感じでPixelの消しゴムマジックは、ほんの数秒で写真内から人や物を消して取り除くことが簡単にできます。
Pixelで撮影した写真でも他のスマホやカメラで撮影した写真でもPixel内に保存してあれば↑の手順で消しゴムマジックを実行できます。
消しゴムマジックで消し去った場所は拡大してみると若干荒くなっている
普通に写真を見る分には問題ないと思います
消しゴムマジックで消した部分を拡大するとわかるのですが、消した場所は荒くて不自然な感じになっています。
さすがに完璧ではないですが、これだけ簡単に消してこの仕上がりであれば何の問題もないと思います(そもそもけっこう拡大しないとわかりません)
感動するレベルで凄い!と感じたPixelの消しゴムマジック
アイデア次第でいろいろと使えそう。わざと人を消すとか悪意のあることはNGでお願いします
Pixelで利用できる写真の中の人物や物を消すことができる消しゴムマジックの使い方はこんな感じです。
最初は、そんな簡単にキレイにはできないだろ、くらいの感覚でPixel 6 Proで消しゴムマジックを使ってみたのですが、その手軽さと仕上がりには驚かされました。
アイデア次第で様々な使い方ができる機能だと思います。
シンプルに友だちとの写真に写ってしまった関係のない人を取り消したり、邪魔になっている物を取り除いたりという使い方から誰もいない大都会の交差点の写真を作るなんてこともできます。
ディズニーランドとかで人を消してみるのも面白いかも(あまりにも人が多いとさすがに加工後の写真は荒くなって汚く見えると思いますが…)
人物も簡単に消せるのでわざと人を消す嫌がらせなどのような使い方はくれぐれもNGで。。
今後は、他のPixelでも利用できるようになるということなので楽しみです!