先日発表されたシャオミに最新フラッグシップ、Xiaomi 12シリーズ。
Snapdragon 8 Gen1を搭載した同モデルですが、少なくともゲーム性能においてはかなり優秀であることが明らかになったようです。
有名リーカーのIce universe氏がTwitter上に投稿していたもの。
3DMarkによるグラフィック性能測定ベンチマーク、「Wild Life」によるもので、Xiaomi 12 Proのスコアは9682ポイント、FPSは平均で58FPSとなっています。
一方、以下は同ベンチマークのランキング。
同ベンチマークではこれまiPhoneがなんと上位12位までを占めており、Androidスマホでは13位と14位にようやくPixel 6/6 Proがランクインしている状態。
少なくともSnapdragon 888搭載モデルはすべてiPhoneの足元にも及ばない状態となっていました。
一方、今回のIce universeが投稿していたXiaomi 12 Proのスコアは若干ではありますが、iPhone 13 Proを上回っており、これはおそらく初めてではないかと思われます。
Xaiomi 12 Proは正式発表前からティザー画像などで発熱対策にかなり注力されていることが明らかになっています。
一方、ゲームプレイ時の性能を測る上で重要な指標がFPS(フレームレート)で、これが低下すると俗にいう「カクつき」が発生するということに。
そしてFPSは端末の発熱が原因で強制的に低下します。
そういった意味で、排熱や発熱の抑制に優れていると言われているこのXiaomi 12 ProはFPSが低下しにくく、グラフィック性能を測定するベンチマークで高スコアが獲得できているのではないかと思われます。
もちろん、今回のスコアは「たまたま」という可能性もあり、平均でもiPhone超えの性能を発揮できるのかはまだ分かりません。
また、他のSnapdragon 8 Gen1搭載のモデルが同じ性能を出せるとは限りません。
ただ少なくとも同チップ搭載の次世代モデルはチップセットレベルでは十分にiPhoneと戦える、ということは今回明らかになりましたね。