スマートフォンで1インチセンサー、と言えばソニーがサプライズ発表をしたXperia Pro-I。
その他、AQUOS R6も同様に1インチセンサーを搭載していますが、いずれのモデルもソニー製センサーを採用しています。
そんな中、サムスンも新たな1インチセンサーを開発中という興味深いリーク情報がでてきました。
今回の情報によると同社は現在「S5KYLG」および「S5KYLQ」という2つのカメラセンサーを搭載しており、両センサーともサイズは1インチになるとのこと。
同氏からのこの手の情報はかなり信頼性が高いと思われ、型番まで判明していることから発表/リリースも意外と近そう。
さらに興味深いのは画素数で、3億画素というスマートフォン用カメラとしては最大になる、という点です。
また、S5KYLGには5×5のレイアウトで25個のピクセルををひとつにまとめる「ChameleonCell(カメレオンセル)」が使われ、5Kでの120fps動画撮影に対応するとのこと。
一方、S5KYLQのChameleonCellは4×4=16で動画撮影は4K@120fpsに対応となる模様模様です。
サムスンはすでに今年、1/1.22インチで2億画素の新型センサー、ISOCELL HP1を発表しており、同センサーはモトローラ製の未発表モデルに最初に搭載されると噂されていますが、まだ完全な1インチセンサーというのはリリースしていません。
そういった意味ではこれらのセンサー開発はソニー、もしくはXperia Pro-Iを意識した動きなのでしょうか?
ただ、Xperia Pro-Iに搭載のセンサーは21MPを12MPにクロップして使用しているので、300MPのセンサーとは同じ1インチでもピクセルサイズが全く異なります。
よって、センサーサイズは同じでもコンセプトの異なるカメラセンサーとも言えそうですが、「1インチ」という点ではライバルセンサーになる可能性も。
それにしてもサムスン製センサーの画素数アップはどこまで行くのでしょうか。
ソース:Weibo