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「りゅうと」の操舵室には荷役業務などを遠隔操作できるタッチパネルが搭載されている(本瓦造船提供)
海運業界にもデジタル化の波が押し寄せてきた。デジタル機器を搭載して作業負担を減らす次世代内航船の建造や、高速コンピューターを使って、自動車の積み方を最適化する動きなどが活発化している。海運業のデジタル化は他業種に比べて遅れていたが、慢性的な人員不足や高齢化に対処していくため本腰を入れ始めている。今年5月末に瀬戸内海のほぼ中央にある広島・福山港(福山市)で国内貨物を運ぶ「内航船」が竣工(しゅんこう)した。全長40メートル、幅8メートル、総トン数約1 全文
産経新聞 10月29日 18時00分