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コロナ関連の融資を違法に仲介したとして遠山清彦元衆院議員が在宅起訴された事件で、遠山元議員が、謝礼などの現金を銀座のクラブなどで受け取っていたことがわかりました。

元衆院議員の遠山清彦被告(52)は会社役員の牧厚被告(74)と共謀して、日本政策金融公庫のコロナ関連の融資を貸金業の登録を受けずにあわせて111回企業などに違法に仲介したとして、きのう、東京地検特捜部に在宅起訴されました。

その後の関係者への取材で、遠山被告は牧被告から謝礼などの現金を、銀座のクラブやホテルなどで受け取っていたことがわかりました。遠山被告は、緊急事態宣言下の今年1月、銀座のクラブを訪れたことが発覚し、議員辞職しています。

関係者によりますと、遠山被告は、仲介の謝礼として総額およそ1000万円を受け取っていますが、謝礼金は飲食費など私的に使われたとみられています。(29日10:40)