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 2022年1月に茨城県筑西市での開館を目指している「科博廣澤航空博物館」で、零式艦上戦闘機(零戦)の修復作業と展示準備が終盤を迎えている。この零戦は東京・上野の国立科学博物館に20年7月まで展示されていた機体で、分解されて科博廣澤航空博物館に運ばれた後、再び組み立てられた。かつての日本の航空機技術の高さを示す零戦。いかにして産業遺産としての価値を損なわずに修復するか。現場では慎重な作業が進められた。