東京都立の高校では、70年以上に渡って男女別に定員が設定されているという。朝日新聞の記事によると、こうした男女別定員制度は全国で東京都だけであるという。男女別に定員が設定されることにより、性別によって入試の合格ラインが変わってくることから、ジェンダー的な意味で問題視する声が出ているという(朝日新聞)。
男女の生徒数が同程度となることで混声合唱や部活動といった団体行動がしやすいというメリットがある一方、男女平等の観点から制度の撤廃を求める声も上がっている。東京都だけで制度が続いている理由としては、急激に変えると中学の進路指導などで混乱が発生することや私立高校との定員調整の関係なども影響しているとしている。
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