仏マクロン大統領「カブールに安全区域」 国連安保理に提起へ
フランスのマクロン大統領はアフガニスタンから国外退避しようとする人たちを保護するため、カブール市内に「安全区域」を設ける決議案を国連安全保障理事会に提出する考えを明らかにしました。
これはマクロン大統領がフランスの地元メディアの取材に答えたもので、現地には「司法当局者やアーティスト、知識人など、危険にさらされているアフガニスタン人が数千人いる」と指摘。
これらの人々を保護するため、カブール市内に国連が管理する「安全区域」を設ける決議案を、30日に開かれる見通しの安保理の緊急会合で提出すると明らかにしました。
フランスは27日に退避作戦をいったん終了しましたが、マクロン大統領は退避を今後も続けられるようタリバン側と協議していることを明らかにしています。