太古の空を飛んでいた爬虫(はちゅう)類「翼竜」の中で、また鳥類を含む空飛ぶ動物の中でも史上最大とされる「ケツァルコアトルス」は、巨大な体でどうやって空へ飛び立ったのか。米国の研究者らがそのなぞに迫った。 米テキサス大学オースティン校で古代の脊椎(せきつい)動物を研究するマシュー・ブラウン氏らのチームが、数年間に及んだ研究の成果を専門誌に発表した。 チームによると、ケツァルコアトルスはまず2.4…