ホンダは、空飛ぶクルマと呼ばれるeVTOL(電動垂直離着陸機)や自身の分身となる遠隔操作ロボット(分身ロボ)、一部を再使用可能な小型ロケット、循環型再生エネルギーシステムなどの研究開発を進めていることを明らかにした。同社は、2030年のビジョンとして「すべての人に『生活の可能性が拡がる喜び』を提供する」ことを掲げる。その具現化に向けた取り組みの一部として進めているのが、これらの新領域における研究開発だ。同社が培ってきた燃焼・電動・制御・ロボティクスなどのコア技術を活用し、新領域への挑戦を開始している。